読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Boeing 737-800に乗りたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

ひっくりかえる愛の〜

歌手の大塚愛が前に「ピーチ」という歌を歌っていたな。

あのわしゃわしゃ騒ぐ感じが好きだったものだけど。

今回は、そんな日本の元祖LCCPEACHについて。

 

先日、Aviation Wireを見ていると、Peachの今後の戦略や今までの成功要因や現状の感想等々をいろいろインタビューしていた。

井上CEO「体験する価値求めている」特集・黒字ピーチが目指す道(前編)

 

個人的にお客としてピーチは使いたくない。...と思うのも、1つはLCCとして運賃がそんなに安くない。LCCと言えば安さがウリ、という割に、1ヵ月後とか見てみると、大手が14000円、ピーチ含むLCCが10000円とかいう価格設定がよくある。LCCによっては、1日1便しかない、なんて路線もあって、かなり不便だ。結局そこに巻き起こるチョイスは、「安く飛ぶか」「大手を使うか」なんだけども。(セミ大手的なのを考慮してないけどここでは除外しよう。)

 

更に、遅延の幅がものすごく大きい気がする。Twitterの遅延情報はよく見ているが、特に海外路線でLCCで典型的な玉突きで遅れるという状態。30分の遅れならまだしも、1時間、2時間...と遅れているのを見ると、安く「目的地に着こう」という部分で最も肝心な「目的地にたどりつく」ことさえ困難なんじゃないかと思い、LCCを使うことはやや自分のなかでは敬遠しがち。

 

とはいえ、おとなりジェットスターに関しては関西→香港とはじめて国際線で利用してみた。案外悪くなかった。その時も遅れたが、理由は航空路の混雑。航空会社が悪いわけじゃない。6万払ってキャセイ乗ろうがJALに乗ろうが遅れただろう。

 

が、しかし。

自分がさぁライセンスを揃えました。航空会社に応募できます!と言ったときにピーチは惹かれるものがある。採用ページのどこかで見た「無駄なことはしない」っていう一言。LCCならそうかもしれない、が、黒字率がLCCのなかでダントツに高いピーチならではの言うこと、説得力がある。その例として、「ハンコリレーはしない」「社長室はない」って書いてあって、かなり好きだった。と、言うのも、お金になるかもしれない時間をわざわざどうしうもない手続きのために割いて、無駄にする。犠牲にする。そんなことって果たして有意義か?と思うからだ。

 

そういう合理性っていうのはとても好ましく思える。自分の大好きな分野だ。

 

あと井上CEOがAviation Wireでも語っている通り、「あらゆる可能性を排除しない」って言葉。ちょっと一昔前にスカイマークに感じてた「ワンマン経営。だからこそ良い」っていう。ワンマン経営で何が起こるかわからない。でもその未知に賭けてみたいと思った人がいるそうな。そういう可能性を感じられるし、何か新しいことをしてみようって思えるかもしれないし、「これって合理的じゃないですよね」っていう議論が起こった時に「でもそれは社内ルールだから」「そういう風になっているから」と反論されるのはとても歯がゆい。そういうのをぶっ壊していける社風、っていうのは素敵だと思う。

 

(イチ航空ヲタクとしては、ピーチがB737型機を導入するかもしれない、ピーチがA320NEOを導入するかもしれない、シャークレットを導入するかもしれない、大型機が入るかもしれない、という未知にとても興奮する。ああこの会社の形って今後どうなるんだろうとまったく想像できない。)

 

さて本題。

Aviation Wireの中で井上CEOが語っていることで、自分はいくつか引っかかった。

 

ざーっと言うと

「国が設定するスロットが足りない」

「整備士が足りない」

パイロットが足りない」

「地上係員が足りない」ということ。

 

ああ、整備士って足りねぇんだ。と純粋に思った。

卵は多いけど、ラインでどデカい神輿を担ぐ整備士がいないって意味なんだろうか。

 

と同様に、「パイロットも足りない」とおっしゃっている。

パイロットって足りねぇんだ。と思ったものの、大学、航空大学校、自費、とソースが多様化しているなかで、本当に足りねぇのか。と思った。

 

ある人が、彼のブログの中で「多様化するソースの中で、足りなくなっていくのは機長であって」「副操縦士ではない」と指摘する。だからと言って辞めるつもりはないが、実際の現状はよくわからない。よく言ってる「パイロット不足」というのは果たして「今後」を見据えたときのことなのか、それとも、現状なのか、というのがよく見えてこない。

 

もしそれが、現状として、副操縦士も足りないし、機長も足りない/(^o^)\という状況であれば、自分たちにとっては強い追い風になるように思える。副操縦士は足りるっていうことなら、チャンスは少なくなるかもしれない。他の人たちと戦わなければいけないということになってくる。厳しい話だ。

 

いくらニュースを探してもそういうのが詳しく書かれた記事はなく...
あまり参考にはならないんだけれども。

 

果たしてピーチの井上CEOはじめ、一般に言われる「パイロット不足」とはどのような層が不足しているのやら。

 

朝日や本田のような学校からも企業が説明会を開きにくる...のは意欲はあるとは見えるが、果たして。

 

チャンスがあることを祈る。

 

おわり。