読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Boeing 737-800に乗りたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

意志の確認

ニュージーランド 雑記 思いを巡らす

人が思っていることと、自分が思ってることの確認作業ってのは大切だなーと思った話。

 

実家には何故かいとこ(姉)がいる。2015年にフランス・パリに家族4人+いとこで行ったときに、仲良くなった。

それまでは、思春期だったっていうのもあってか、ツンケンしてる印象があったんだけれども、もっと丸くなってて、すごく接しやすいというイメージを持った。それから、二人で飲みに行ったり、ご飯に誘ってもらうようになった。

 

ちなみに彼女とは6歳離れていて、年上だ。

 

そのパリ以降、頻繁にLINEで連絡を取るようになった。当然、いとこなので親同士は兄弟だし、当然血縁がある。だから、うちの親はこーなんだけど、そっちはどーなん。って話もよくする。

 

その中で、自分が不安に思っていることを吐露したことがあった。不安というか、とても申し訳ないと思っているのが、今ニュージーランドに居させてもらえること。パイロットの訓練をするには膨大なお金がかかるのは承知の通りだし、当然生活費もかかる。大学を出て、一度半分社会に足を突っ込んで自分のお金で生計を立てていた生活から、また大学のような、親のお金で生活させてもらう、ということ。それ自体がもう自分のなかでは「あかーん」と思っている。

 

率直に意見を言い合う関係なので、いとこにこれってどーなん、自分親にとって良いことしてるかな、と聞いた。すると、いとこは、

 

「将来パイロットになって精一杯の恩返しができたらいいね」と言った。

 

うーん。考えるうる範囲の答えだけど、やっぱりそれしかないのか。当然だよね。親のお金で居させてもらって、勉強までさせてもらって、その結果として、親にお返しする。

 

なるほどねぇ。と。

 

 

自分が熱を出したり脚が腫れている中も、母は心配してくれたり、まぁ今まで患者を見てきた経験則から、こーしたらいい、あーしたらいい、とアドバイスをくれて、今は本当に普通に歩けて、体調も万全といえるまでになった。

 

最近、9月入る前くらいに、普段の連絡手段のメールで送っても全然帰ってこないことがあって、その時に何かあったのか、自分も日本に帰らなきゃいけない事態なのか、と思うくらい、こう、自分からも心配することがあった。

 

何せ、実家にいるいとこ曰くただ出かけてるだけで、昨日も普通に元気だったよーと教えてくれたので一安心。それで人に「安否確認したいから連絡よこせ」と言うわりに、自分はよこさないってどーなん。っていう話を無料電話ですると「ごめんごめんメール届かなくって」と言う。

 

肉声で話すのはしばらくぶりだったので、いやーニュージーランドの生活はこーでさー、あーでさー最近こんなことやっててさー、どういう手続があってさー。という話を中心にしていた。特に、先に述べた通り、自分の心配事は、やはりお金とか、サポートしていただいているという申し訳無さ。ゆえに、特に生活にゆとりをーなんて考えたらだめだよねー。みたいな話もしていると、「別にそのくらいのお金はいいんじゃない?」「もっと気楽に飯つくれよ」とか「気にすんなよー」っていう返事が多かった。

 

自分は、勝手にだけれども、自分のなかで心配事を作っていた。そして、実際お金の面もそうだし、すべてに対して、はよしなきゃ。ということを考えていた。でも、母親は直接は言わなかったけども、しっかり自分をサポートしていきますよ、とか、ダイジョウブだから前だけ見てろ、的な意志があるんだなーっていうのをビシビシと感じて、自分と母の間には気持ちのギャップがあることを知った。

 

不安がる副操縦士と、大ベテランキャプテンかのような。笑

(を、JALの旅コラムで読んだけどまさにそんな感じ。)

 

それに、周りの人を見ていて、はじめて飛行機を操縦して、はじめてのことを学んで、苦労して、それでもできないことってやっぱりある。そして時間もかかるかもしれない。それをもう見越すかのようにして、まあやるだけやれよ。と言ってくれることは非常にありがたい。

 

自分にどれくらいの能力があるかは知らないし、決して優秀だとも思わない。自分は人に先立って出来るほど有能な人間でもない。と思う。が、しかし。

気持ちは人間の行動を左右するという。人からもらったもの、気持ちとか、そういうものにしっかり応えていけるようにこれから進んでいけたら、と思ったのでした。

 

案ずるより生むが易し、とはこのことだと。

まったく心配の多い人間だと思う。

 

おわり。