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Boeing 737-800に乗りたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

お前どーしたいよ。

人はなぜ転職するのかって話。

 

パイロット訓練生はよくこんな話をします。

「お前さー、将来どこの会社に入りたいとか、どの機材に乗りたいとかあるの?」

 

そりゃそうですね。やっぱり最初に到達すべき大きな目標地点は会社に入ること。前にも「幸せとは」で書いた通り、人はやりたいと思うことをすればするほど、ハッピーになる。だから、○○をしたいと思うのは当然であると思っています。

 

何故それをしたいか?はどうでもいいんですね。密度が濃かろうと薄かろうと。でも、単純にどういう指針があって動いているのか、動いて行きたいのか、は純粋な興味として気になる。

 

自分は考えます。人は何故転職をするのだろうか。

よく、自費でパイロットになって日本で飛んだあとに海外に行くような人がいるってよー。ここで勉強してた○○さんって先輩がABC社にいったらしいってよー。へーそうなんだ。という話も聞くことから、それには相当な理由があるはず。

 

で。

経緯は端折って、自分は3つの結論に達しました。

 

1つは、待遇が不満だから。

計算間違ってたらスミマセン。HKエクスプレスなんかはFOで月収100万くらいになる計算です。日本の会社よりもン百万高い計算です。

同じ仕事してて、なんで給料の低い会社におらなアカンねん!という理論は至極真っ当だと考えます。そりゃ、高給がいいよね。

 

2つは、日本の環境が嫌だから。

前にも非国民と言われるかもしれないほど、日本をdisりましたが、まぁ正直日本はdisられて当然な国だと思います。特に航空行政は世界に遅れをとっているし、未だにパイロットがミスをやらかした際の責任はパイロットにあるし、その責任を負わなければならない、という風潮がある。(注釈:当然パイロットは普通、安全を第一に考えて仕事をします。それは自分しか乗っていない飛行機でもそうです。世界標準としては、その「何かやらかした時に責任を負わせない代わりに、事故やアクシデントインシデントのことはすべて喋る」という風調があります。プレッシャーから、事故やインシデントの重要な情報をこぼさない為です。それは、同じ現象で甚大な被害が繰り返されたときに、”だってプレッシャーがあったんだもん”で、前回の反省できたが、プレッシャーから反省しそこねた部分において、人命が失われてはいけないので、喋らす代わりに責任は負わせない。ただし、そういうのが無いのが大前提と考えられています。)それに、組合がどーだ、先輩後輩がどーだ、会社からの圧力がどーだ、他職種と噛み合わないだ、会社内で浮いているだ、なんやかんやと面倒臭いことが山ほどあるストレス社会から逃れよう!fleeしたい!と考えるが故、海外逃亡を図るのは至極真っ当だと思います。

 

実際、「日本の会社の、こういうとこどーなの」と聞くことは多いです。

 

3つ目に、夢。というか機種的な願望。

日本という島国においては、現在飛行機の機材は縮小傾向にあります。低頻度・大型機運航から、多頻度・小型機運航へ...。パイロットとして、「俺様はトリプルに乗りたいんじゃボケェ」とか「わしはA380に乗りたいんじゃあああ」という夢を持つのは当たり前だと思います。

 

そうすると、どうしても日本の航空会社では実現できかねることが多いように思います。そういう夢を追いかけて、海外に出るサムライパイロットも多いとか、とかとか。

 

 

自分は、そうですねぇ。

夢は特にないので、安全に.....愛着のあるB737型機に乗ってみたいなぁ...とは思います。そうすると、日本は環境的にベストマッチしちゃうという。(現在日本の航空会社では、ソラシドエア、エア・ドゥANAもといANA WINGS、JALスカイマーク春秋航空日本が運航しています。)

 

あ、じゃあ、あとはPayに不満がなけりゃ日本出る必要ないじゃん。

めでたし、めでたし。

 

強いて言うなら、うーん。

新千歳空港に降りたいなぁなんて夢はあります。頻繁にね。

そうすると...エアドゥ....JAL......ANA......スカイマーク....、機材の条件がなければ南の方を頻繁に運航する会社を除けばほぼ該当するという。LCCに至っては全社該当。

 

ああ、なぜ日本という土地を私を苦しめるのだろうか。

 

 

強いて、強いて、強いて、言うなら、

借金もなくなってパーッと心持ち軽やかに仕事ができるようになったとき、よっぽど社風が嫌になったら、もしかしたら海外という選択肢はあるかもしれません。その時になってみにゃわかりませんが、日本はこれからオリンピックという一大イベントが待っています。オリンピック自体はどうでもいいんですが、それで経済が活性化するところに我々自費パイロット組は着目するのです。

 

いいねぇ、みんなは。

A380乗りたい!ジャンボ乗りたい!777乗りたい!とか。

 

わしゃこじんまり738に乗りたいっす。

 

 

おわり。