Boeing 737-800に乗りたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

天気の見方が変わった。

いつもぼんやり眺めてた空が自分の中で変わった話。

 昔、10年も経たないくらい前、自分の中で空は飛行機の道で、ときにとても綺麗で、自分をどこかに連れていってくれた「路」でもあった。

 

がゆえに、もともと空を見るのが好きだった。更に、そういった「空」に対する知識をもっと深めたいなぁ。と思ったのが大学に入ったくらいのこと。あれについて知ってたらどんだけ面白かっただろう、と何度も考えた。

 

自分がパイロットの訓練を初めて、空というのは、何か(今は主に訓練。将来的には、安全に運航しなければいけない空間になっていくのか。)を遂行するために、満足のいく場所であるか?を考えなくてはいけなくなった。

 

今日は、クライムとディセンドだ。高さが必要だな。4500ftまで上りたいな。果たして、地面を離れて4500ft、それに加えてmetのminimaを加えた5500ftまで雲がないことが必要だな。風はどうかな。インストラクターの制限を超えないかな。強すぎたらまっすぐに飛ぶフライトでも訓練にならないな。

 

....とかいう判断をしなくてはいけない。今でもね。

空港から20nmくらいしか離れてないのにね。笑

 

 

ぼんやり見ていて良かった空が自分にとって「いける」か「いけないか」判断を下さなくちゃいけなくなった。もう別世界だ。笑

 

今日は、金曜日。同期とご飯を食べてきて、帰りにごはん屋さんを出て車に乗り込む。ふと、ぶおおおおっとなびく旗を見て、「ああ風強いな」「この風ならどこのrwy使わなきゃいけないのかな」「この1000ftそこそこの雲めっちゃ流れ速いということは...」というモードに切り替わっちゃいました。(誇張じゃないですマジです。)

 

笑顔で同じごはん屋さんから出てきたファミリー。

「めっちゃ風強いよぉ!」的なこと言ってるけど、「それでどうしなきゃいけない」とかは考えないんだろうなぁ。なんでこんな風が吹いてるかとか、いつまでこれが続くのかとか、そんなこと考えなくても良いんだなぁ。なんて思うと、自分の進んでる道は極めて専門性が高いんだなぁ。と思いました。

 

こんな道でも、結構嫌いじゃないです。

 

 

おわり。