Boeing 737-800に乗りたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

自由な考え方

よく言う、自費パイロットのお金の面について、海外の経験を元に少しだけ。

 やはり、パイロットになるというのはお金がかかる。1時間あたりのフライトで、およそ12000円〜15000円。(PPLのために単発プロペラで飛ぶ場合。)

 

当然、すべてのフェーズをこの値段で飛ぶわけではなく、ME(Multi Engine)の場合だと双発機に乗らなければいけない。エンジンを2つ動かすということはやはりそれだけお金がかかる。

 

200時間で卒業したとして、それでも少なく見積もっても300万円はかかるという計算になる。膨大な額だ。実際はもう少しかかる。

 

この学校には世界からいろんな人達が集まっている。香港、インドネシアベトナム、中国、デンマークシンガポール。もちろん、ニュージーランド人も学位をもらうために航空学科、のような感じでこの学校を選ぶ人間もいる。

 

結構いろんな国の人間に、「お金どうしてるの?」って聞きまわってみた。印象的だったのが、NZの学生。答えは、「学生ローンだよ」と。ほほー。で、リターンの義務はあるのか?と聞くと「当然!」と。エアラインに入ったりすれば何割か返さなくて良かったりするの?とも聞いたら「100%借りて100%返さなくちゃいけない」という。日本には、教員になるためにお金を借りてしっかり教員になれば返さなくても良い制度が昔、あったんだよって言うと「まじで!優しいな!」と言う。

 

細かい条件なんかは知らないけど、概要だけ聞くと、こんな感じ。自分の知識・教養のために膨大なお金がかかる。当然、即座に払えないわけで、だから借りる。そしてやりたいことをやる。

 

日本では「お金を借りる」ってなんか抵抗感があるような感じがする。悪い印象さえあるかもしれない。まぁ、日本人も金融機関から、というよりは家庭内で借りている人が多いように思うけれども、考え方によっては全責任を自分が負うってつもりで、お金を借りるのは手かもしれない。

 

どうせ訓練するならサクッとお金を借りてサクッを訓練終えてサクッと返したほうが、メンタル的には良いんだろうなぁ。と思う。NZの学生みたいな心構えがあっても良いかもしれないね。

 

ベトナム人にお金どうしてるの?と聞いたときは、一部だか全部だか(忘れたけど)は、政府が払っていて、いわゆる国費留学的な感じでNZに来る人間もいるとか。もちろんそのためには英語のレベルとして、IELTSのレベル**を取らなければいけない、テストで○○点以上を取らないといけないという条件付きらしいけれども。

 

みんな、少なからずマイナススタートで、それでも勢い良く楽しく、真面目に必死に勉強する環境があるってのは、良いことだし、推奨されるべきだと思うなぁって。航空だけに関して言えば、もし国として航空産業を発展させたいのであれば、ある程度お金の支給はあっても良いと思うし、突然の身体条件の変化なんかで返せなくなった場合なんかを除いて、リターンの義務を課して、貸与すればいいのに、なんて思うけれども。

 

あまり、何においても気負わずに。。。。。。

 

 

 

おわり。