Boeing 737-800に乗りたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

なんでパイロットかって。

お久しぶりです。パイロットになりたいと思った理由について書こうと思います。

 

しばらく更新が止まっておりましたが、しっかりと書くのでこれからも見守ってください。笑

 

半月くらい前に、新しいフラットメイトが来ました。

彼女は保育士をやっていたらしく、現在はNZでしばしのおやすみをしているとのことでした。すごく明るい方で色々、前職について、なんでNZでパイロットやりたいのか、などなど、お互いのことについて色々話をするようになりました。

 

あんまり人に「なんでパイロットやりたいのか」って説明したことがないなぁと思って。でも、説明できなきゃまずいし、話ながら自分はなんでパイロットになりたいかっていうのを考えてみました。前にもそんなことを書いたかもしれませんが。重複してたらスミマセン。

 

ちなみに、航空会社の採用サイトとか見てパイロットの採用のところで、「先輩からのメッセージ」みたいなコメントがあるところを見てみると、あまりパイロットになりたい理由を的確に説明できる人は居ない気がします。みんなきっかけばかりで、「だからそれがなんなの?」とツッコミを入れたくなるようなコメントばかり見かけます。

 

 

結論から先にぶち込むと、「これから30年人生を捧げて従事するにはとても興味深く、面白いと思ったから」デス。

 

どうしてそんな風に思うようになったかを説明すると多分長いのですが、まぁ多々あります。

 

真っ先に思いつくのは、過去に所属していた「和太鼓チーム」のことです。和太鼓を色んな場所で演奏するために、毎週練習して、時には朝早く家を出て現地に集合し、開演はお昼過ぎなのに前々からせっせと準備し...なんてこともありました。客観的に考えると「よーそんな大変なことするなぁ」と。傍から見てみたら時間もかかるし、時には環境は最悪だし(雨の中もあるし、降るか降らないかの状況では準備はしたもののイベント自体が中止になって準備が無駄になることもしばしばでした。)、時には日差しが照りつけてジリジリする中で何時間も待機なんてこともありました。

 

でも、誰かの前で和太鼓っていう楽器を演奏することはとても楽しかったし、和太鼓っていう楽器自体もとても深く、学んだり、練習してできないことをできるようにする、っていうプロセスがとても楽しかったように思います。

 

そもそも和太鼓になんで取っついたのかと言うと、単純に「興味があったから」というだけ。別に和太鼓が何かも知らなかったし、どういう活動をしているかも知らなかった。ただ打ってみたかった。その興味だけで選択した物事が、後にン十年も活動をする活力になって、(正確にはまだ辞めてはいませんが)幽霊会員になるまで、ずーっとやって来られたのも「興味」とか「楽しさ」とかそんなんでした。もしあの活動に給料が出てたら、ああいう道もありだったかもしれないと本気で考えたことでしょう。(実際そういう選択が自分の人生のなかになかったわけではありませんが、もっと長く活動を続けていけるのはこの道じゃないと思ったことにありました。)

 

こういう体験が自分の中にあったので、「興味のあること」を長く続けることに長けた人間なんだなぁというのはずっと感じていたので、軸は「興味のあること」に向けられたのだと思います。

 

次に話す内容は、ずっと就活のときも使っていたことです。

プロセス自体は良いとしても、じゃあなんで航空を選んだのかというと、純粋に、例えば、北海道から東京に行く。その「移動」っていうのは物凄い意味を持ったものだなぁ、と。ディ○ニーランドに行く家族連れかもしれない。東京で観光を30年ぶりにする老夫婦かもしれない。東京で待たせている家族に会いに行くのかもしれない。

「移動」には何かしらの意味があるのだと思っていたし、自分も当然意味ありきで飛行機を使っていたので、飛行機を使うことは、何か目的を達成できることでした。その目的が大きければ大きいほど、飛行機を使う意義というのも大きいものでした。

 

自分にとっては兄貴に会いにいくとか、半年ぶりに大好きなわんこに会うべく実家に帰えることができるとか、どっか異国の地に行って、何か物凄い体験をするなんてのもそういうことでした。

 

最初は当然、飛行機を使ったその先の目的に意味があったのですが、次第にその移動手段である飛行機に興味が向いていって、少しずつ、いまやFBなどでも航空会社が小出しにしているような豆知識なんかが好きで、調べているうちに飛行機がどんな風に運航されているのか知りたい。と思ってるうちに飛行機愛がとても強くなったのでした。

 

と、まぁこの辺までかけばだいたい...70%くらいは伝わるかと思いまして、もうこれ以上は書きませんが。(笑)

 

自分の好きなことを、長くずーっとやっていけるという確信を持って、それが自分の人生に大きな意味を持つんだろうなという想像が自分がパイロットになろうと思った理由でした。

 

今でも、飛行機大好きです。

もし、飛行機の形だけが好きな人間はこういう風に続けていくことはできないのかもしれません。飛行機の座学や、飛行機の実際コックピットで座ってしていく"作業"というのは、とても事務職に近いものだと思いました。座りながら外の監視と、飛行機の姿勢と、地図を読みながらATCと話す。法律を犯すこともなく、飛行機を危険に曝すこともせず、安全に飛行機を飛ばすなんてのは、結構アレです。想像と違ってインパクトに欠けることなんだと思います。

 

 

おわり。