空をとびたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

結果と原因 2

前回書いた「結果と原因」うまくいったこと、悪くいってしまったことへの反省をちらほら。って話。

 学科が7割くらい終わってから、いよいよフライトだぜってなったときに自分は何を思って訓練してたのかなぁ。なんて振り返ります。

 

フライト(PPL)

フライトといえば、操縦桿を握ったことのない人間が操縦桿を握って安全に目的地まで行こうぜっていう課程。中には、非常事態の対処なんかも求められる。

 

なので、アプローチ中のストールや、通常時のストール、少し難易度の高い悪天候を想定した非常時の不整地への着陸なんかも学ぶ。

 

そんな課程のなか、一貫して実行していたのは「反省ノート」だったかもしれない。特に、空港を周回するレッスンでは、この場所でこういう風な飛行機の姿勢/スピード/コンフィギュレーションになっていなければいけないということを必死に学ばなくてはいけなかった。

 

主に自分で気づいたことというよりは、教官への依存によって、そこで得た情報を書き留めて、じゃあ次はどうしたらええんかな。もし今日同じことするんだったら昨日より1%でも向上しているためにはどうしたらええかな。ということを、PPLのフライトを通して1冊のノートに書いておりました。

 

こいつは中々上等だったようなきがする。他の人はもっと別のやり方でやってたか、主にネイティブたちは頭のなかでそういうことをしているような気もするけど。

 

コレの利点は、まぁ見返せるってところにあるんだけれども、見返す意義の1つとして、"忘れる"ってことを阻止できる。仮に忘れたとしても簡単にそれを見直せば思い出して、次のフライトにつながる。これはとても良かった。もう1つの意義としては、確認作業ができるってところ。例えばフライトを初めて3ヵ月も経てば、初期に出来たことはできるようになっているかもしれない。でも出来なかったら?

 

というときのためのチェックリストとしての機能を果たす。そこで初心者の頃に書いていたアホみたいなミスや失態はもはや笑いものと化するんだけれども、だがしかし、バカには出来ない。。

 

ノートを書くってこと自体にも意義があって、後の自分に向かって現状を「説明」しなければいけない。ノート上で。だからノート上で講義をしているのと一緒。物事人に教える時もそうだけれども、学ぶときより教える時のほうが人間は成長する。どうしたら相手が分かってくれるかなとか、もっと細かに分析しなければいけないし、物事をより深く知っていなければいけない。こういう事も頭を通し、ノートに言葉で記すことで達成できてしまう。

 

難点としてはまぁ面倒臭い。やっぱり人に教える準備をするのと同様、かなり頭を使うし、持って行かれるし、時間もかかる。だから時間の使い方がうまくなかった初期訓練時はなんというかね。それだけで消費してしまう。っていうのはとても難点だった。他にも学科のテストはすべて終わったわけじゃなかったから、そこをカバーする時間も必要だったし、もっと学ばなきゃいけないことは「今日のフライト」以外にもあったし、これだけに時間は割けないけどやらなければいけないっていう葛藤もあった。

 

結果として続けててよかったんだけれどもね。時間に追われながら差し迫る期限っていうのは、やっぱり人として成長ができる気がする。

 

もし同じフェーズがあるとするなら...うーん。もっと人と話したいし、教官なんか雨の日とかダベってるだけだからああいう人を捕まえて「こそっ」と「ぽろっ」とこぼすヒントをあるだけ集めたかったなぁ、とも思うし、先の勉強を少しして、今に活かせる何か(特に principle of flight ... 航空力学的な)を見つけることとかも出来てたら良かったなぁと思う。それを相談できる誰かを見つけるってことも場合によっては必要だったかもしれない。

 

あと「出来るパイロットはみんなやってる」って話なんだけれども、足を動かしてお遊戯みたいな(教官曰く他人から見るとアホらしい、が、当人は真剣にやっている)シミュレーションっていうのも結構大事かもしれんな。次のフェーズはIFRなのでそいつを上手くやるためにはシミュレーションっていうのは必要かもしれん。やろう。うん。

 

その一方、フライトっていうのは一応細分化された達成率っていうのは文であるんだけれども、初めて取り組むことに対して自分がどの程度達成できたかっていうのは自分では明確に分からない。だから、そういう所に関しても自分なりの物差しを持って、あとは客観的に設定されている到達率を見ながら、自分の尻を叩く練習でもすると、日本での訓練、エアラインに行っても生きてくるのではないかと思う。

 

XCのフライトに関しても後々こういう反省を書きたいのだけれども、XCに関してはなんせ"自分が目指す所"っていうのがフラフラしすぎて、少し時間を無駄にした感じもするし、やりきれなかった感じもするので、早めに人にアドバイスもらうなり研究するなりして、自分自身での高めの目標っていうのはあると良いかもしれない。

 

 

なんだかまとまりきれてない不完全な反省だけれども、PPLのフライトで思うところはざざっとこんな感じでしょうか。

 

次はCPL学科について書けたらと思います。

 

おわり。