空をとびたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

catch the dream!

私事です。が、ちょっと縁のある話とか。

 私のcommercial pilot licenceの課程は、キウイ(ニュージーランド生まれ、ニュージーランド育ちの人のこと。"江戸っ子"みたいなそんな感じです。)に教わっていました。

 

ある時に「何歳なの?」って聞いたら24歳だと言っていたのでなかなか歳が近い。

まぁ年齢を必要以上に気にするのは日本含むアジアくらいで、海外-特に西洋文化圏-だと別に歳が近かろうが離れてようが、また若かろうが年取ってようが、特に気にしないような感じです。

 

話が逸れてしまいました。

確か彼は18歳にして高校を卒業、2年でインストラクターになり、4年間もの間インストラクターとして勤務をしていました。4年ものキャリアがあるということです。

 

NZでは、大学には行かず、ATPLの学科、そしてCPLまでのライセンスをすべて取ると、diplomaといって学位のようなものが認定されるシステムなので、必ずしもパイロット=大卒、ではないのですが、彼もそのうちの一人だと思しき人物です。

 

彼にCPLの実技部分を教えてもらっていたのですが、私が試験官に「おめでとう」と言われたその次の瞬間口を挟み込み「やったな!お前は俺のCPL学生の第一号だ」と言うのです。

 

いや、別に経験があろうがなかろうが良いんだけど。

人生初めてやることなんていくらでもあることだし。

 

今、言う、それ?

 

と思ったのですが。はじめに教えてくれても良かったじゃんか。と思ったのでした。別にそんな会話もすることなかったけど、別にそんなに気にしないってば...。

 

彼は陽気に続けるのでした。

「最初に言うとな、あれじゃん。学生が強張ったり緊張したりインストラクター変えろって言ったりいろいろあんじゃん?だから最後にしたんだ」って。

 

そんな私はハート、弱くないです。大丈夫です。

少なくとも、最初のMeteorologyの授業の態度は最低だと思ったけど、その割にクロスカントリーのフライトは最近のところ合格と不合格が6:4くらいの割合で難しい試験なのに、ミニマムの時間で合格できる学生を育て続けるし、そのあたりから評価は別に悪いと思わなかったです。ただ学科を教えるのがかったるくて嫌いなだけなんだと。

 

 

何にせよ、私はCPLのフライトテストは出来が良かったとは言えないけど、一発で受かったというか、受からせてもらった?し、その中での彼にとっての第一号で、自分も凄く良い体験をできたなーと思いました。無駄な時間もかけず、常に最短で最上を目指すという彼の姿勢のおかげです。CPLを教えた経験がないとは言え、それでも一発で自分を受からせてくれるだけのcompetencyはあるわけで、そこには申し分もないし、不満も何もかも一切ないです。

 

 

そんな彼が、先程フェイスブックで超嬉しい報告をしておりました。

NZではないとあるアジアの国のSecond Officer の職を手にいれたよ〜〜〜〜〜♡

 

という超嬉しい報告。

一部のインストラクターは、インストラクター業がたまらなく好きで、生涯続けたいと思っている人も居りますが、大抵のインストラクターは、インストラクター自体は学生からエアラインまでのクッションに過ぎず、そしてインストラクターを経て、「ようやく」エアラインへ!

 

と思っているので、インストラクターを長く続けたいという人はあまり居りません。かなりしんどい職業らしいです。理由は知らないです。ただどのインストラクターも「インストラクターになんかなるなよ!」と言うのでそういうことなんでしょう。

 

エアラインの仕事まで手に入れば、もうかなり儲けモンというか、彼としてももう極上の喜びなことこの上ないのでしょう。自分にエネルギーを注いでくれたそういう「先生」が、彼自身のやりたいことを成し遂げたというか成し遂げられそう。自分のことのように嬉しいです。

 

という、他人がその関係のある他人のことを書いていても読んだ人的には「へぇ」ってなるだけですね。(笑)

 

最後に何が言いたいか書くと、

こういうお世話になって縁のある人の嬉しいニュースはめっちゃ嬉しいし、こういうのを一緒に喜べるような人になりたいなぁと痛切に思います。

あと、まぁ時間はかかるけども、良い方向に、良い感じで、良い風に努力を重ねていくといずれ、達成すべきことは達成できているように思います。

 

そしてたぶん

4年でエアラインって早い方だと思うしね?

彼自身の優秀さもきっと買われたのでしょう。

 

彼にはここでは届かないだろうけど、

おめでとう!と言ってあげたいです。

 

 

おわり。