空をとびたいP訓練生のブログ

現在ニュージーランドでパイロットの訓練をする若者のブログ

航空無線通信士の学科試験について

ほんの少しだけ、航空通の学科試験の勉強方法について。

 航空無線通信士の勉強方法...について。

実は取り組み始めたのは結構最初の方で、受けたり受けなかったりした年もあったものの、およそ2年の月日をかけて取り組んでいました。アホかと思いますが。(笑)

 

最初のテストは海外旅行の帰りの2日後であまり勉強する暇がなかったり、少し舐めていたりして、ようやく最近になって受かりました。

 

私は東京で主催されている航空無線通信士の試験対策セミナーというものに参加して対策をしたので「俺は自分でやる」という人にはあまり向いていないかもしれません。個別に少し書いていこうと思います。

 

工学

ほぼセミナー頼りでした。セミナーでどんなことをするかというと、わけの分からない(そして恐らく関係者以外は一生使うことのないであろう)知識を噛み砕いて教えてくれます。もうあれは受かるためにあるといっても過言ではないセミナーです。語呂合わせとか、こういう構造の図が出たら、こういう暗記の仕方をしておいて、その図に合わせて暗記知識を当てはめてって回答してね。的なヤツです。が、一番落としやすいと言われる工学をその「なんちゃって解法」で一発合格したので意外と効果はあったようです。

 

英語

セミナーでの大部分は工学と法規だったような気がします。英語は自分でやってね的な感じだったような。あんまり事細かくどうこうという感じではなかったような。正直英語に関しては自信過剰な私のことだったので、過去問もやらなければ、対策もせずに一発合格したので、すみません。対策に関してはまったく分かりません。

あ、でも強いて言えば、ああいう読みにくい条文系の英語に少し触れておくと良いかも。将来的にも関わるであろうICAO annexとか読むと良いのではないでしょうか。

 

通話

通話でしたっけ。実技のやつです。phonetic codeというアルファベットの読み方をひたすら聞いて書きとったり、オジサンの目の前にして与えられた100個だかのアルファベットをひたすら読んでいくヤツです。セミナーでの対策というか「こういう流れで進んでいくよ」という講習はありましたが、あとは自習が主になるのでそんなに深い意味はなかったのかなぁという気がしないでもないような。

 

法規

これです。最後の最後まで落としたヤツ。1回目は勉強無しだったので落として当然、2回目も集中して勉強せず落として、3回目で合格しました。もうこのためにかけたお金といえばもう一生残る黒歴史でしょう。セミナーに関して言えば、ありました。ありましたが、どこの国でもどんな法律でも、「法律を教える」ってだいぶ難しいんだなぁって思いました。講師の方も「法規を教えるのは難しい。面白くするのも難しい。ただ必死に耐えてもらうしか」的なことを言っていたので、聞いて、少しの自主勉があれば受かるのではないでしょうか。セミナーでは分かりやすく法規で問われやすいことの80%をカバーして間違えやすいポイントなんかもしっかり教えてくれます。

 

が。

今回自主勉強して思ったのは、あの読みにくいわけのわからない法規は青本を使って「繰り返してやること」に尽きるような気がしました。特に、この電波法法規の知識がまるまる頭に入ってないとヤバイとかパイロットとして絶望的だってことはないので、受かることを前提にするのであれば、いかに点数を取れるか考えた上で青本をやれば良いのではないかと思います。

 

自分はニュージーランドに行って法が好きになってしまったのでいちいち電波法何条が〜とかeGovを使って検索して原文を眺めてニヤニヤしていましたが、普通の人間は恐らくそんなことをする必要性はありません。たぶん。

 

あとは少し考えることでしょうか。なんかすごく印象に残ってる表現で、「ところによる」と「ものの範囲内」の混同はよくあるよーなんてセミナーでの言葉がありましたが、機械を使って出力を調整してそれを最小に抑えて、かつ、この範囲の周波数なら使えますよ、という規則があって、それがどこに書いてあって、どの範囲なら使えるのかはどこを見たら良いのか?という普通の思考回路があれば、こういう問題って解けるような気がします。覚えるというよりは。

 

というところでしょうか。

恐らく、よっぽど簡単な回でなければテストで100点を取るのは難しいです。感覚的に、7-8割の問題は過去問通りのように思えますが、100点阻止の措置なのか知りませんが、ほぼ、新しい問題が毎度必ず出ます。過去問を3年4年分やってても解けねぇような問題があります。pass is pass, 合格がもらえりゃそれでひとまず次へは進めるので、別に98点だろうが100点だろうがそれがその後問題になることはありませんが、もし超頑固で100点を目指すなら法律の全読は必須でしょう。私は使わない知識を詰め込む気はないのでそこまではしません。そもそもNZにはradiotelephony の学科試験がPPLの時にあって、それに合格するとPPLが発行された時にそのradiotelephony operatorの資格が同時に自動的にくっついてくるのですが、1万円近く払わされてそして年2回しかない資格を受けなければいけないなんてナンセンスな...

そしてその知識の大部分はあとになって役立たないって.....

 

ちなみに私は今回だけで要した時間はトータル15時間くらい..? 分かりませんが、1週間ずっとぶっ続けて勉強すれば余裕で受かるレベルには達します。「お前過去にも勉強してたんだろ」って言われそうですが、2年もノータッチだったのでほぼ知識は消えていたので安心してください。

 

知らない方のために、ですが

日本無線協会のウェブサイトの「よくある質問」のところで見つけたのですが、過去3年分の過去問データはどうやら彼らの手にあるようで、ある種の申請をすると入手できるそうです。といっても6回分。無いよりはある方が良いので気になる方は是非入手を。問題数としては青本の方が多いのでこちらがオススメです。

 

すべて受検日からの起算で、正解の公開までおよそ4日、合格発表までおよそ20日前後、正確な日数は分かりかねますがライセンス申請から受取まで1ヵ月程度だそうです。

 

5月3日追記

先程確認したところ、2月末に確か試験があって、ライセンス発行日が3月下旬になっていたので、やはり受験日から最速で1ヵ月後にライセンスが発行されるようです。人によってはもう少し時間がかかるかもしれません。

 

 

あまりにも非効率な試験なので無駄なくさっさと受かるのが吉です。

何か質問があればコメント欄までどうぞ。

 

おわり。